住んで実感! 猫と暮らす家にあると安心&便利な設備・機能を紹介

フローリングに寝そべる猫 豆知識

3年前、私と夫は「猫と一緒に快適に暮らせる家が欲しい!」という思いからマイホーム探しをスタートしました。

新築の場合はモデルルームを見て、中古の場合は現地で実際に内覧をして、「この家は猫と暮らすのに向いているか?」をとことんチェック。そうして手に入れたのが、現在住んでいるマンションです。

そこで今回は、事前にチェックしたポイントも含めて、実際に住んでみて感じた「この設備・機能は猫のためにあってよかったな」というポイントをご紹介したいと思います。

これから猫と一緒に暮らすおうちを探そうとしている方の参考になれば嬉しいです。

猫と暮らす家に「あってよかった」と実感した設備・機能は?

私が日々の暮らしの中で「これはあって安心」「便利!」と思うものを一つひとつご紹介していきます♪

お風呂場ドアのセーフティロック機能

お風呂場のセーフティロック

これは本来、ペット用としてついているわけではなく、小さな子ども用としてついている機能なんですよね。でも猫にとってもあると安心です。

仕事などで長時間留守にする場合は、必ずロックをかけて外出するようにしています。

というのも、浴槽に水が入っていないときだったのですが、猫が一度浴槽の中に入って出られなくなり、ニャーニャー鳴いて大慌てしていたためです。そのときは私がいたので問題なかったのですが、もしいないときだったら困りますよね。

それに浴槽に水が入っているときもあるので、そんなときにもしも落ちてしまったら…と考えるとゾッとします。

まあ一度浴槽に入って出られなくなった一件以来、猫自身がお風呂場へそうそう行こうとしないのですが、念には念をってことで、セーフティロックは必須です!

ガスコンロのスイッチのロック機能

ガスコンロのロック機能

最近のコンロにはみんな付いているものなんでしょうかね? 今まで住んできた賃貸マンションにはなかったので、これは画期的だと思いました。

きっとこれも本来は子ども用の対策なんですよね。でもやっぱり猫にも嬉しい機能です。

私がキッチンで猫の食事の用意をしているためか、猫が時々キッチンで二本足で立って背伸びをしているときがあるんですよ。そのとき、コンロのスイッチにギリ届かないくらいの位置に前足を置くんです。

たぶんスイッチには届かないと思うのですが、もしものためにコンロを使い終わったら毎回必ずロックをかけるようにしています。これをしていれば外出の際にも安心です♪

鍵のかかる網戸

網戸についた鍵

実家の猫たちは網戸を自分で開けて外へ出て行ってしまっていたので、家探しの際に網戸に鍵がかかるというのは重要なポイントでした。

もちろん後から網戸を付け替えるというのもアリですが、最初から鍵がかかる仕様になっているとラクです。

あとわが家の網戸は実家の網戸と違い、猫が爪を立てても破けないような素材になっているので、その点でも安心できます。

マンションの場合は絶対に猫を外へ出すことはできませんから、この辺はよくチェックしておいたほうがいいと思います。

床暖房

最初は特に必要ないと思っていたのですが、不動産会社の方から床暖房のメリットを聞いて「猫を飼う上でもいいかも」と思うに至りました。

エアコンの暖房だと風で部屋の空気を温めることになるため埃や猫の毛などが舞い上がってしまいますが、床暖房ならその心配がありません。

実際に使ってみると足元からポカポカ部屋の空気が温まっていくので、体にも優しい感じがします。温風が当たらないため猫にも心地いいようです。

クッションフロア

クッション性のあるフローリングは足腰に負担がかからず良いのだと不動産会社の方に説明されました。

「それなら猫が高いところからジャンプして着地したときにも安心だな」と思って選んだのですが、実際に暮らしてみても満足しています。

特にうちの猫はスコティッシュフォールドのため、できるだけ足腰の負担を軽減してあげたいところ。そのためにはクッションフロアが最適だと思っています。

足腰への負担を軽減する以外にも、何かを床に落としてしまったときに音が響きにくいのもいいところです。

ただクッションフロアに慣れていない人(うちの両親)は、家に足を踏み入れたときに「変な感触!」「踏み心地がなんか変」と違和感を感じているようでした。

私たち夫婦は以前に住んでいた賃貸マンションでもクッションフロアだったため慣れていたのですが、やはり一番最初はちょっと戸惑いがあったものです。

猫のためにオプションでつけて満足したサービスは?

次に最初からマンションについていたわけではなく、後からオプションでつけてよかったと思ったサービスについてご紹介します。

滑りにくくなった♪ フロアコーティング

まずは床が滑りにくくなるというワックスがけをしてくれるサービス。フロアコーティングという名前だったと思います。

素のままのフローリングだと滑りやすく、猫の足腰にもよくなさそうだったためお願いしました。けっこう高かったのですが、猫のためなら背に腹は代えられないということで、すべての部屋にしてもらいました。

実際にコーティング前と後では明らかな違いを実感できたので、これは満足しています。

ただうちの猫の足の裏はこまめに毛をカットしてあげないと肉球がすぐに毛で覆われてしまうため、床の事情を抜きに滑りやすいです…。

消臭効果がある!? 壁の光触媒コーティング

初耳だったのがこのサービス。光触媒の含まれた塗料(?)を部屋の壁に噴射してコーティングするというものです。

光を当てることによって、消臭・抗菌効果やカビを防ぐ効果を発揮するとのことでした。

実はあまり興味がなかったのですが、「猫を飼うならやっぱりしておいたほうがいいかもなぁ」と思い直し、お願いすることに。ただ全部屋をお願いすると価格が張るため、寝室とリビングだけにしました。

実感としてはあまりよくわからないのですが、猫が苦手なお客さんが来ても匂いが気にならないと言うので効果はあるのかなぁという感じです。

「おすすめ!」というほどではないものの、余裕と興味があればやってみてもいいかもというところですね。わが家では満足しています。

まとめ

猫との快適な暮らしを手に入れるためには、ご紹介した設備や機能があると安心ですし、人間にとっても便利です。

猫はずっと家の中で暮らすわけなので、猫にとって住みやすい空間にしてあげられるといいなと思います。

みなさんももし「これはいいかも」と思うポイントがあったら、ぜひ取り入れてみてくださいね☆