みなさんは普段、猫ちゃんとどんな遊びをしていますか?
おもちゃで遊んであげているという人は多いと思いますが、実はおもちゃがなくても猫ちゃんと一緒に遊ぶことができるんです!
私がいつも猫としている遊びは、「だるまさんがころんだ」と「追いかけっこ」。
今回はこの2つの遊びについて、私がどのように行っているのか手順をご紹介したいと思います。
ちゃんと止まれる! 猫とだるまさんがころんだをする手順
な~んて言ってスタートできるものではありません。しっかりコツを押さえてスタートする必要があります。
タイミングとしては、猫が遊びたそうにしているときを狙ってください。眠いときには遊びモードにならない可能性が高いです。
まずは猫と距離を置き、物陰に隠れます。私はいつも猫が廊下にいるときに、一番離れた部屋の扉の陰に身を潜めています。
扉などの陰に身を潜めたら顔だけ出して、猫に向かって「だるまさんがころんだ!」と早口で言いましょう。すると猫がこちらを見つめたまま動きを止めるはずです。
言い終わると同時にサッと顔を隠します。それからまたすぐに顔をちょっと出して「だるまさんがころんだっ!」と声に出しながら見ると、猫が動きを止めてこちらを見つめているはずです。そしてさっきよりも近づいて来ているのがわかるでしょう。
この行動を繰り返せば、だんだん猫が自分に近づいて来て、バッチリだるまさんがころんだができます。
猫が最終的に自分のところまでたどり着いたら、次は隠れる場所を変えて同じようにして遊びましょう。
目を守って! 猫とだるまさんがころんだをするときの注意点
猫は獲物の目を狙う習性があるので、遊ぶときは目を守るように注意しましょう。
うちの場合は最終的に私の顔をめがけてジャンプし飛び掛かってくるので、「あ、そろそろ次でジャンプだな」と察知したら、顔を手で覆って覗くようにしています。
念のため、最初から顔を手や腕で覆って行うのもおすすめです。そうすれば飛び掛かられても目や顔をケガすることはありません。
でもどうして猫は「だるまさんがころんだ」ができるの?
猫の視力は弱く、動くものに反応するようになっているのだそうです。
そのため止まっているものを認識するには自身も止まって目のピントを合わせる必要があります。
だから飼い主さんのもとへ向かって歩いていても、飼い主さんがパッと顔を出して静止したとき、一瞬姿を見失ってしまい、目のピントを合わせるために自分も立ち止まるのだと言われています。
その習性がだるまさんがころんだにつながっているというわけです。偶然できているのではなく、必然的にできているということなんですね。
つかまったら負け! 猫と追いかけっこをする手順
追いかけっこをする際には、追いかけられる側と追いかける側、どちらになることも可能です。
それぞれのケースで方法が変わってくるので、猫の気分に合わせてポジションをチェンジして遊んでみてくださいね。
猫に追いかけてもらう場合
猫が甘えたそうにしているときを狙うのがおすすめです。猫が足にすり寄ってきそうになったら、それをサッと避けます。
と思った猫は、もう一度足にすり寄ろうとしてきます。飼い主さんはそれもサッと避けましょう。
するとまたまたすり寄ってこようとするので、今度はそれを避けつつ逃げます。飼い主さんに逃げられたことで、「なんで逃げるの?」とムキになって追いかけてくるはず。
うちの猫の場合、すりすりが成功するまで必死に私の後を追いかけてくるので、うまく逃げればわりと長く追いかけっこができるんです。
猫を追いかける立場になる場合
猫が遊びたそうにウズウズしているときを狙いましょう。
いつもより大げさに猫に近づく素振りを見せます。たとえば足音を立てる、「つかまえちゃうぞ~!」と言いながら手を広げて近づくなどが効果的。すると猫は自然に逃げます。
あとは怖がらせない程度に追いかけていけばいいだけです。
ちなみにうちの猫は抱っこが嫌いなので、抱っこをしようとするとすぐ逃げます。追いかけて行って距離を縮めたら、「何もしないよ~」という感じで静かに立っているとすり寄ろうとしてきますが、そのときにサッと抱っこする真似をするとまた逃げていきます。その動作の繰り返しで追いかけっこが可能です。
ご機嫌を伺うべし! 猫と追いかけっこをする際の注意点
猫にストレスを感じさせないようにすることが大事。
あまりにすりすり避けをしているとイライラさせてしまいますし、あまりに追いかければ怖がらせてしまいかねません。
追いかけっこをするときには、猫のご機嫌を見ながら適度に遊ぶようにしましょう。
追いかけてもらう場合は、最後に必ずつかまえさせて(すりすりさせて)あげるようにしてくださいね。甘えん坊な猫ちゃんの場合は、思う存分甘えさせてあげるようにしましょう。
まとめ
コツさえつかめば、猫と「だるまさんがころんだ」や「追いかけっこ(おにごっこ)」をするのは意外と簡単です。
接し方としては、小さな子どもと遊んであげるように扱うのがポイント。ご機嫌を損ねないようにすれば、猫にもきっと「楽しい」と思ってもらえるはず。「楽しい」と思ってもらえたら、次回からも遊びやすくなりますよ。
興味のある方はぜひご紹介した方法を試してみてくださいね♪